i-DESIGNからのお知らせ

あんぴインフォ.netについて②

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

クラウドファンディングに使う予定の本文を先にこちらで紹介します。

〇プロジェクトを始めようと思ったきっかけ

いまだ余震が続く熊本地震ですが、震災を経験して感じること、それまで気付かなかったことがたくさんありました。

震災直後には、避難する方の車で避難所までの道路が渋滞して身動きが取れなくなり、やっと到着した指定避難所が開放されておらずパニックが発生している場所もありました。

また、リアルタイムの情報収集はSNSの方が圧倒的に早く、自治体からの連絡は全くと言っていいほど機能していませんでした。

そういった震災時の混乱を経験し、状況把握をすばやくスムーズに行い混乱が生じないようにすることは重要だと実感しました。

そして、面識のない方からSNSでご家族の安否確認があったこともプロジェクトのきっかけになっています。

熊本地震本震の翌朝、SNSで近隣地域の被災状況とご家族の安否の問い合せを受けました。情報が錯綜する中、こちらにも正確な情報がなく、私自身も被災した状況で現地に確認に行くこともできず、その方と一緒にご家族の無事を祈ることしかできませんでした。

数時間後、無事に確認が取れたと連絡があり安堵し、離れた場所からご家族の安否を確認できるようなシステムがあれば災害時には役に立つと考えました。

震災後、行政に先述の安否確認ができるシステムを作れないか問い合わせたところ、維持管理費用や個人情報の扱い方などいろいろと問題があり、現状ではそういったサービスを自治体で行うのは難しいと回答がありました。

また、災害時は市の職員の方も一般市民と同様に被災者であることを考慮すると、災害時は行政任せにするのではなく、できることは自分たちの手で協力して対応していくことが重要だと強く感じました。

このような流れで、災害時に状況把握と安否確認ができるwebシステムの構築をし、無料で開放して万一の時に備えておきたいと考えるようになりました。

 〇このプロジェクトで実現したいこと

 私がこのプロジェクトで実現したいことは、「避難所別に個人の安否確認が出来るwebシステムを作りたい」です。

プロジェクトの具体的な内容は、「災害時に自治体指定避難所に避難した家族や友人の安否確認や自身の無事を確認できるwebシステムを作り、スムーズな安否確認や、離れたところにいる家族がネットを使えない高齢者の避難状況を確認できるようにする。また、指定避難所別の状況や必要な物資を書き込めるようにする。」です。

このシステムの最重要な部分である「安否確認の回答」ですが、回答者の善意に頼ることになります。

各避難所で回答いただく方は全員被災者で避難中という大変な状況にありますが、熊本地震でも被災者として被災者を支える姿がいたるところで見られました。おそらく東日本大震災でも阪神大震災でも同じ光景があったはずです。このように震災という大変な中でこそ私たちの良心はより光り輝くものだということを再確認しました。そして、仮に熊本地震発生時にあんぴインフォ.netが機能していれば安否確認への回答は行われたはずだと考えています。

現在は、あんぴインフォ.netの試作品であるβ版を天草市に限定して公開しています。デザイン、セキュリティの問題やサーバーの安全性等、解決すべき点は山積みで、災害発生時にスムーズに機能するシステムからは程遠いものです。

どうか皆さまのお力をお貸しいただき、あんぴインフォ.netの構築にご協力いただきますようお願い申し上げます。